日本

東京

外務省の長官。1869年8月（明治2年7月）の外務省創設時に置かれる。その掌るところは外国交際と貿易監督とされた。さらに1873年1月の外務省事務章程では、政府を代表して交際事務を行うことが職掌とされ、その具体的な事項が詳らかに定められた。1885年12月の内閣制度創設に伴い、廃止。その職掌は外務大臣へと継承された。

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「外務省」（坂野正高執筆）外務省外交史料館・日本外交史辞典編纂委員会編『新版　日本外交史辞典』山川出版社、1992年、160-161頁。「外務省設置」（三上昭美執筆）同上、166-167頁。外務省百年史編纂委員会編『外務省の百年』上巻、原書房、1969年。

澤宣嘉（明治2年7月8日-1871年7月14日）／岩倉具視（1871年7月14日-1871年10月8日）／副島種臣（1871年11月4日-1873年10月13日）／寺島宗則（1873年10月28日-1879年9月10日）／井上馨（1879年9月10日-1885年12月22日）