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明治27年（1894年） 11月11日連山関が陥落

明治27年（1894年） 11月11日

連山関が陥落

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【日本】
「我斥候奉天府之敵陣ヲ窺フ之図」

タイトル：【日本】「我斥候奉天府之敵陣ヲ窺フ之図」
大英図書館請求記号： 16126.d.2(58): 明治27年（1894年）11月11日、日本軍は10月末に占領した鳳凰城を拠点として奉天府方面に進み、その途上にある連山関を攻撃しこれを占領しました。その後、清国軍もたびたび反撃を行い、この地域ではしばらくの間厳しい戦闘が続きました。ここでは、奉天府の清国軍の様子をうかがう日本軍の斥候（偵察部隊）の様子が描かれています。

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【清国】
「宋宮保聶軍門連山関大勝捷圖」

タイトル：【清国】「宋宮保聶軍門連山関大勝捷圖」
大英図書館請求記号： 16126.d.4(38): 明治27年（1894年）11月11日、日本軍は10月末に占領した鳳凰城を拠点として奉天府方面に進み、その途上にある連山関を攻撃しこれを占領しました。その後、清国軍もたびたび反撃を行い、この地域ではしばらくの間厳しい戦闘が続きました。ここでは、清国軍の司令官である宋慶や聶士成が兵を率いて日本軍を攻撃している様子が描かれています。

関連公文書

レファレンスコード： C11080796500 件名： 陸参第７７号　明治２７年１１月１３日　電報　大孤山より秀巌に向はしたる土人の報
明治27年（1894年）11月13日の午後に、連山関の攻撃を担った第1軍を率いる山県有朋陸軍大将が本国の大本営に送った電文です。後半で、鳳凰城に駐留している立見尚文陸軍少将率いる歩兵第10旅団（立見旅団）が派遣した部隊が、清国兵との戦闘を経て連山関に至ったことが報告されています。

レファレンスコード： C06061855500 件名： 摩天嶺頂に於て敵と戦を交える山縣大将
明治27年（1894年）12月3日の夜間に、連山関の攻撃を担った第1軍を率いる山県有朋陸軍大将が本国の大本営に送った電文です。日本軍による連山関占領後の11月15日に、偵察部隊が連山関附近の摩天嶺の山頂で清国軍と戦闘を行い、その後もこの地域で戦闘が続き死傷者も出ていることが報告されています。

レファレンスコード： C10060661200 件名： 東京日日新聞號外
明治27年（1894年）12月17日付の『東京日日新聞』の号外の記事です。第1軍の状況についての野津道貫陸軍中将（第5師団）の報告が掲載されており、冒頭に「連山関及び草河城方向は異常なし」とされている一方で、連山関東方の賽馬集などの一帯では厳しい戦闘が続き、占領後に戦闘の拠点としていた鳳凰城にも清国軍の攻撃が行われていることが伝えられています。