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明治27年（1894年） 11月6日金州が陥落

明治27年（1894年） 11月6日

金州が陥落

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【日本】
「第ニ軍金州城占領之図」

タイトル：【日本】「第ニ軍金州城占領之図」
大英図書館請求記号： 16126.d.3(1): 明治27年（1894年）11月6日、日本軍は、朝鮮半島を北上して鴨緑江を渡り清国内に進んだ部隊とは別の部隊を遼東半島に上陸させ、清国軍の拠点であった金州を攻撃しました。清国軍は砲撃などで応戦しましたがやがて撤退しました。ここでは、日本兵が金州の城壁の上から占領を告げるラッパを吹いている様子が描かれています。

関連公文書

レファレンスコード： C11080795800 件名： 陸参第７４号　明治２７年１１月１０日　電報　第１師団は金州城を奪領し大連湾附近を占領
明治27年（1894年）11月8日午前に、金州攻撃を担った第2軍を率いる大山巌陸軍大将が本国の参謀総長に送った電文です。第2軍の第1師団が11月6日に金州城を占領したこと、金州には清国軍の歩兵1000人、騎兵100人がいたほか、近くの大連湾には3,180人の清国兵がいたが、いずれも旅順方面に退却したことが報告されています。また、この戦闘での双方の被害が小さかったことも伝えています。

レファレンスコード： C11080798100 件名： 陸参第８３号　明治２７年１１月４日　第２回報告
金州攻撃を担った第2軍の参謀である由比光衛陸軍歩兵大尉が、明治27年（1894年）11月4日から7日にかけての第1師団の行動について記した報告書です。11月4日に伝えられた金州攻撃に際しての第1師団の作戦計画や、金州に向かう行程、金州攻撃の様子が記されています。また、上陸地点であった花園口から金州に至る道程の様子についての記録や、金州周辺の日清両軍の配置図も添えられています。

レファレンスコード： C11080920000 件名： 金州にて押収せし文書の抄訳
明治27年（1894年）12月13日の日付が付された、日本軍が金州を占領した際に獲得した清国の文書の抄訳です。金州陥落までに、金州やその近辺を中心とした各所の清国軍の間で交わされていた書簡も多く含まれており、清国軍の詳細な動きをうかがい知ることができます。