朝鮮

京城

1936年10月に新設された米穀の生産・流通・統制を掌った一課である。管掌業務は「米穀政策上諸般の調査」をはじめとして、産米の改良増殖、米穀統制、米穀の需給、取引価格の調査、米穀の輸出入許可、粟・高粱・黍・小麦及び小麦粉の輸入制限、穀物検査所や農業倉庫などに関する事項であった。戦時体制期においては米の統制は重要な課題であったため、1940年2月に糧政課と食糧調整課が新設され、米穀課の業務を移管した。

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「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第31号、1936年10月16日（『朝鮮総督府官報』号外1936年10月16日）。「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第5号、1940年2月3日（『朝鮮総督府官報』1940年2月3日）。

鹽田正洪（1937年7月1日現在）／下飯坂元（1938年1月1日現在）／下飯坂元・糧政課長（1940年8月15日現在）／岸勇一・糧政課長（1942年7月1日現在）