朝鮮

京城

朝鮮総督府度支部は、1910（明治43）年10月施行の朝鮮総督府官制により設置された。同月施行の朝鮮総督府事務分掌規程により、度支部には、庶務課、税関工事課、司税局及び司計局が置かれた。1912（明治45）年3月の事務分掌規程改正では庶務課と税関工事かが廃止され2局体制となり、1915（大正4）年5月の事務分掌規程改正では、司税局と司計局が廃止され、税務課、関税課、司計課、理財課、専売課の5課体制となった。続いて1918（大正7）年5月の事務分掌規程改正では、度支部には臨時関税調査課が新設された。1919（大正8）年8月の朝鮮総督府官制改正により、度支部は新設の財務局に改められた。

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朝鮮総督府官制及びその改正について、A03020866700（1910年9月）、A03021212600（1919年8月）を参照。「朝鮮総督府事務分掌規程」（朝鮮総督府訓令第2号）『朝鮮総督府官報』第29号、1910年10月1日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」（朝鮮総督府訓令第27号）『朝鮮総督府官報』第475号、1912年3月30日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」（朝鮮総督府訓令第26号）『朝鮮総督府官報』号外、1915年5月1日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」（朝鮮総督府訓令第28号）『朝鮮総督府官報』第1740号、1918年5月27日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」（朝鮮総督府訓令第30号）『朝鮮総督府官報』号外、1919年8月20日

歴代度支部長官：荒井賢太郎（1910.10-1917.6）鈴木穆（1917.6-1919.8）