台湾

台北

調査課は、臨時台湾戸口調査部で以下の事務を所掌した。①調査の計画②調査事務の訓練・指導③調査の監督④所帯表および各種要計表の検査⑤統計の編成および論究。1905年の「調査課事務規程」では、課内に倉庫係、検査係、集計係、結果係、動態係の５係が置かれた。それぞれ以下の業務を所掌した。倉庫係：所帯票および要計表の受理、所帯票・要計表ほかの保管・出入検査係：所帯票および要計表の検査、単名票および所帯単位票の調製・検査、各種統計表の検査集計係：集計準備、各種統計表の集計結果係；記述論究、他係の主管に属さない事項動態係：動態報告1914年の「調査課事務規程」では、課内に倉庫係、検査係、集計係、結果係の４係が置かれた。それぞれ以下の業務を所掌した。倉庫係：所帯票および要計表の受理、所帯票・要計表ほかの保管・出入検査係：所帯票および要計表の検査、単名票および所帯単位票の調製・検査、各種統計表の検査、他係の主管に属さない事項集計係：集計準備、集計原表の調製結果係：結果表の調製、記述論究

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第１回戸口調査の調査課組織については、「調査課事務規程」（台湾総督府官房統計課編『臨時台湾戸口調査顛末』台湾総督府、1905年）p249-250を参照。第２回戸口調査の調査課組織については、「調査課事務規程」（台湾総督府官房調査課編『臨時台湾戸口調査顛末　第２次（大正４年）』台湾総督府官房調査課、1918年）p309を参照。調査課長の水科七三郎については、高橋益代「『台湾統計協会雑誌』総目次解題」（『Hi-Stat Discussion paper series』No. d05-89、一橋大学経済研究所、2005年）参照。

調査課長 水科七三郎 1906.6.3-1908.3.291914.6.27-1917.3.31調査課長心得 水科七三郎 1917.3.31-1918.3.31