台湾

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行政簡素化及び内外地行政一元化の一環として、1942（昭和17）年11月に台湾総督府官制改正（勅令第728号）によって米穀局は食糧局に改称された。台湾総督府事務分掌規程改正（訓令第109号）により、食糧局には総務課、米穀課、食糧課の三課が設置された。総務課は局内庶務、人事、予算及び経理、主要食糧の需給調整の総合的企画、主要食糧の買入れ価格、米穀移出者特別会計に属する営繕に関する事項、局内他課の主管に属さない事項を所掌した。米穀課は米穀の検査、売買、貯蔵、加工、輸送、米穀の集荷及び配給統制、米穀の生産高などの調査、米穀関係集荷配給団体及び農業倉庫に関する事項を所掌した。食糧課は米穀以外の食糧について、売買、貯蔵、加工、輸送、配給統制、現在高などの調査、商工団体に関する事項を所掌した。1943（昭和18）年11月に台湾総督府官制改正（勅令第897号）により、食糧局が廃されて新設の農商局の下に食糧部が設置された。

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勅令第728号は、A03022762800。訓令第109号は、『台湾総督府官報』号外、1942年11月1日、10－13頁。勅令第897号は、A03022879000。