台湾

台北

1923（大正12）年6月6日台湾総督府告示第112号および訓令第83号により、殖産局の附属機関として台湾総督府茶検査所が設置された。主要業務は、台湾で生産された茶の検査・研究・調査であり、専門職員が茶検査規則にもとづき茶の品質・包装を検査した。初代所長は殖産局商工課長の羽生雅則が兼任した。1943（昭和18）年11月30日、殖産局が農商局へ改編されると同時に廃止された。

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Ref: A06032559200「台湾総督府茶検査所第三年報（大正十四年）」、55-56頁。『官報』3445号、1924年2月20日、32頁。中央研究院台湾史研究所HP「台湾総統府職員録系統」http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action

歴代所長：羽生雅則（1923年6月～1924年、殖産局商工課長兼任）中瀨拙夫（1924年～1930年、殖産局商工課・特産課長兼任）田邊一郎（1931年、技師）谷村愛之助（1932年～1940年、主任技師）清水利男（1941年～、主任技師）