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台湾総督府総督官房審議室は、1924（大正13）年12月公布の台湾総督府官房並各局事務分課規程により、それまでの参事官室の業務を引き継ぐ形で設置された。同規程により審議室は、審議立案、法令の解釈適用、重要な処分の審議、台湾総督府評議会、訴願、特命による調査に関する事項を所管した。1942年11月の事務分掌規程改正により総督官房の外に総務局が新設されると、審議室は総務局に移動し、普通試験及び判任文官銓衡に関する事項を新たに所管した。審議室は敗戦後の台湾総督府廃止とともに廃止された。

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「台湾総督府官房並各局事務分課規程」（1924年12月25日台湾総督府訓令第第102号）『台湾総督府報』号外、1924年12月25日。「台湾総督府官房並各局事務分課規程改正」（1942年11月1日台湾総督府訓令第第109号）『台湾総督府報』号外、1942年11月1日。