Philippine

Luzon Island

南菲海軍航空隊は、1944年11月15日に、比島航空隊を分割して編成。飛行隊を持たない基地任務担当の航空隊であり、ダバオを原駐基地とした。終戦時の司令は、海軍大佐前田孝成。9月21日にはアメリカ軍勢力下に入り、10月5日には全員ダバオ収容所に入る。下士官以下は11月頃より逐次内地へ帰還。士官の大部分は、レイテ収容所への移動を経て、1946年3月上旬にレイテを出発し内地へ帰還。司令だった前田孝成以下数名は1946年3月にマニラ収容所に移送され、同年7月末にマニラを発し佐世保に上陸して復員した。

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『日本海軍航空史（２）』、332頁『昭和20－21　在外部隊現状報告』（防衛省防衛研究所所蔵）