『写真週報』創刊号
『写真週報』創刊号

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アジア歴史資料センターでは、システムリニューアル後初の特別展として、「『写真週報』にみる昭和の世相」を企画しました。アジア歴史資料センターが提供する歴史資料に平成18年度に加わった『写真週報』は、内閣情報部(のち内閣情報局)により刊行されていた週刊のグラフ雑誌です。センターでは昭和13年(1938年)2月16日付の創刊号から終刊となる昭和20年(1945年)7月11月付の374・375合併号までに370冊発行された『写真週報』のうち、国立公文書館に所蔵されている創刊号から昭和19年(1944年)12月20日付の352号までの351冊を画像資料として閲覧することができます。

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戦前の日本政府の広報宣伝活動の展開をたどり、その中で内閣情報局の組織変遷と、『写真週報』成立の経緯を捉えます。

日中戦争の始まった昭和12年(1937年)から、太平洋戦争の終結を迎えた昭和20年(1945年)までの主な出来事を、『写真週報』や様々な資料によってたどります。

いくつかのテーマに沿って、『写真週報』に掲載された写真や記事をピックアップします。また、関係する他の様々な資料もあわせて見てみます。

    広告にみる世相

誌上に掲載された様々な広告から、当時の世相をのぞいてみます。

    幻の東京オリンピック

昭和15年(1940年)に予定されていた東京オリンピックをめぐって、その招致運動から中止決定までを追います。

    『写真週報』にみる庶民
    生活

衣服や食生活など、戦時下の庶民の生活の様子を見ます。

    『写真週報』に登場する
    著名人

『写真週報』に登場する著名人とその関連資料を紹介します。

    雑誌メディアとしての
    『写真週報』

『写真週報』の特質にかかわる表紙や特徴的な記事を紹介します。

本特別展で用いた資料や文献についてのデータを紹介します。

    『写真週報』記事目録

当センターで公開している『写真週報』創刊号から352号までのすべての写真記事の一覧です。
ここから各巻の資料画像をご覧いただくことができます。

    参考文献

本特別展の準備にあたって参考にさせていただいた文献の一覧です。

本特別展をご覧になってのご感想や、『写真週報』の記事や当時の出来事にまつわる思い出などをお寄せいただくところです。

アンケートにお答えいただくところです。


本特別展でご紹介している『写真週報』をはじめとする様々な資料においては、当時の日本政府の見解にもとづいた、国際関係や文化・社会をめぐる様々な表現が見られます。当センターは、あくまで皆さんに当時の人々の様子に触れていただくための資料としてこれらをご紹介しており、資料上にあらわれている表現は、当センターの考え方や姿勢を表すものではありません。また、すべての解説文は、資料や出来事について、特定の解釈やイメージを皆さんに提示しようとするものではありません。







 アジア歴史資料センターでは、システムリニューアル後初の特別展として、「『写真週報』にみる昭和の世相」を企画しました。

 アジア歴史資料センターが提供する歴史資料に平成18年度に加わった『写真週報』は、内閣情報部(のち内閣情報局)により刊行されていた週刊のグラフ雑誌です。センターでは昭和13年(1938年)2月16日付の創刊号から終刊となる昭和20年(1945年)7月11月付の374・375合併号までに370冊発行された『写真週報』のうち、国立公文書館に所蔵されている創刊号から昭和19年(1944年)12月20日付の352号までの351冊を画像資料として閲覧することができます。

 現在、私たちがこの『写真週報』に接するに際しては、それが政府の広報宣伝政策の一環として「写真による啓発宣伝のきわめて強力なるを想い」(『写真週報』第1号「創刊の辞」)発行されていた、という事情を理解しておくことが必要であると考えます。しかし、そこに掲載された政府関係機関の報道部や、木村伊兵衛、土門拳などの写真家たち、或いは一般読者が撮影した数多くの写真の中には、今日の私たちの興味や関心を強く引くもの含まれています。

 そこで今回の特別展では、以上のような『写真週報』の性質をふまえ、まず『写真週報』の発行を含めた当時の広報宣伝政策を担当していた政府機関の変遷を、アジア歴史資料センターが提供している公文書に基づいて紹介します。

 その上で、『写真週報』発刊直前の昭和12年(1937年)から終刊をむかえる昭和20年(1945年)までの代表的な歴史上の事象を年表にまとめ、その事象を扱った『写真週報』と、関連する文書資料をアジア歴史資料センターが提供している資料群の中から紹介します。

 またトピックスというコーナーを設け、『写真週報』の数多くの記事の中から当時の世相の一側面を端的にあらわしていると思われる写真記事を取り上げ、アジア歴史資料センターが提供している資料群の中の関連資料等とあわせて紹介します。

 以上の写真と文書資料は、アジア歴史資料センターが提供している歴史資料のごく一部です。皆さん自身でも関心をもたれた写真などありましたら、本センターの検索システムを使って関連する文書資料を探してみて頂きたいと思います。そしてご自身で複数の歴史資料を付き合わせることでひらける視界の広がりを体験していただき、今後ますますアジア歴史資料センターをご利用いただくきっかけとしていただければ、望外の幸せです。

 当センターは、電子化された資料画像と目録のデータベースをインターネット上で提供するデジタルアーカイブです。多くの提供資料の中から『写真週報』を一覧されたい場合には、当センターのトップ画面の「資料の閲覧」の部分をクリックしていただくと画面左に表示される「資料群階層表示」にて、「国立公文書館」→「内閣文庫」→「内閣情報局関係出版物」とたどり、ここで表示される簿冊一覧の中から、6番目の『写真週報』(レファレンスコード:A06031059500)をクリックして下さい。これによって、当センターで公開している『写真週報』全351冊(合併号を含むので号数は352号までとなります)が一覧表示されます。
 また当特別展の「参考資料室」中の「『写真週報』記事目録」に付された表紙画像をクリックしていただくと、各号の内容を個別に閲覧することが出来ます。


Japan Center for Asian Historical Records