３枚目から５枚目にかけて、明治10年（1877年）1月31日に鹿児島造船所の倉庫が襲撃され、雷管（銃の部品）や弾薬が略奪されたことを造船所次長が報告した文書があります。

西南戦役の際の政府軍（官軍）と西郷隆盛率いる薩摩軍（薩軍）の概要とその動きを示した図です。

１枚目から３４枚目にかけて、西南戦役で西郷隆盛率いる薩摩軍の鎮圧に出撃した政府軍の戦闘の記録があります。このうち、３枚目から４枚目にかけて、明治10年（1877年）2月17日についての記述があり、西郷らが数万の人員を集めて武装し、鹿児島を出発したことが述べられています。

１枚目から２枚目にかけて、田原坂の戦いの最中に、政府軍が東京（警視庁）の巡査100名からなる「抜刀隊」という部隊を戦闘に参加させたことを伝える報告があります。１枚目の冒頭に「今十四日早朝ヨリ烈シク田原坂ノ側面ヨリ攻撃シ東京巡査百人ヲ選デバットウ（抜刀）隊ト名ケ砲戦ノ機ニ乗ジテ賊塁ニ切リ込マセ・・・」と書かれています。

１枚目から２０枚目にかけて、田原坂の戦いに参加した政府軍（官軍）の部隊編制の一覧があります。

１枚目から２枚目にかけて、田原坂の戦いにおける明治10年（1877年）3月11日から3月21日までの政府軍（官軍）の右分隊の状況を記した日誌があります。

１枚目から２枚目にかけて、城東会戦中に行われた政府軍（官軍）の別動第5旅団による保田窪攻撃の記録があります。

１枚目から２８枚目にかけて、政府軍（官軍）の一員として明治10年（1877年）4月末人吉の攻防戦に参加した屯田兵の記録があります。屯田兵は、北海道の開拓や警備を担っていましたが、西南戦争の際にはほぼ全兵士が動員され戦闘に参加しました。

１枚目に、城山決戦の最後の日となった明治10年（1877年）9月24日の戦闘後に山縣有朋から出された電報の文面が、３枚目から４枚目にかけて、その電文があります。このうち、１枚目の中ほどに、「賊魁西郷桐野以下ヲ斃ス（たおす）」と書かれています。