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捕虜に関係した資料をそろえています。 給与に関係した資料をそろえています。


 文中の太字に下線がある語句は日露戦争用語集にリンクしています。

 日露戦争においては、軍隊同士の戦いだけでなく、勝敗を左右する情報を入手するための戦いが行われています。
 日本では、有名な明石元二郎をはじめとして、各地に派遣された外務省の職員や駐在武官、さらに軍事探偵といわれるスパイが諸外国の情勢を調査しました。ロシアの諜報員も情報を収集していましたが、日本国内ではそうしたロシアのスパイは「露探」(露西亜[ロシア]の探偵)と呼ばれていました。

こうした事柄に関連して、アジア歴史資料センターには以下のような資料があります。


1. 明治38年5月9日から明治38年9月20日
2. 特号暗号紛失の件
3. 前佛国領事「ホツサリウ」に関する件
4. 露探に関する匿名投書送付の件



下の画像をクリックしていただくと、日露戦争と諜報活動にまつわる各資料を閲覧できます。



■ 外務省外交史料館所蔵 ■
 表 題:明治38年5月9日から明治38年9月20日

 レファレンスコード:B03050330700
 日本の外務省はモンゴルや新疆などの中国の辺境に「視察員」を派遣し、現地の情勢を探らせていました。資料中には、派遣された人員の名簿や、経費をまとめた表などがあります。
 そうした視察員の調査結果は清国新疆省伊犂地方視察復命書(レファレンスコード:B03050331700)などに編集されています。


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■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:特号暗号紛失の件

 レファレンスコード:C02030239300
 日露戦争の始まる直前の明治37年(1904年)1月、陸軍の暗号書が紛失するという事件が起きました。資料によると、結局その暗号書は見つかりませんでした。


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■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:前佛国領事「ホツサリウ」に関する件

 レファレンスコード:C03020303800
 
 陸軍次官が、憲兵司令官に送った通達です。前フランス領事の「ホツサリウ」という人物は、日本国内で「各種の人物に接し種々の探偵をなす如き模様」なので、その「挙動に注意」(原文カナ)せよと記されています。


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■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:露探に関する匿名投書送付の件

 レファレンスコード:C03020316400
 
 明治38年(1905年)に大本営に送られてきた匿名の文書ですが、ある人物がロシアの「関係者」なので「家宅を突然臨検あれば証據あがるべし」(原文カナ)と記されています。


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