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ジャーナリストに関係した資料をそろえています。


・ 文中の太字に下線がある語句は日露戦争用語集にリンクしています。

 国家が、国境を画定したり、軍事施設を建設したりする際には、地理に関する正確な情報が不可欠となります。明治期の日本にとっても、国内外の状況に対応するために、各地の地図を入手あるいは作成することが緊急の課題となりました。

こうした事柄に関連して、アジア歴史資料センターには以下のような資料があります。

1. [日露戦争における両軍位置図](奉天付近之会戦第4軍之戦闘、秋山支隊及騎兵第2旅団之位置、軍隊符号 外)
2. 単行書・明治三十三年清国事変海軍戦史抄
3. 間島問題調査書
4. 明治39年8月30日から明治39年8月24日(樺太島日露境界画定一件)
5. 明治37年2月20日から1904〔明治37〕年2月24日(成田安輝西蔵探検関係一件)
6. 自序 奉天省見取各図 目次(奉天全省現勢 第一巻)
7. 第3海堡に関する件
8. 電信線連絡一覧図
9. 台湾総督府 台湾守備諸隊配置図の件


下の画像をクリックしていただくと、日露戦争と地図にまつわる各資料を閲覧できます。


《秋山支隊の行動を示した地図》

■ 国立公文書館所蔵 ■
 表 題:[日露戦争における両軍位置図](奉天付近之会戦第4軍之戦闘、秋山支隊及騎兵第2旅団之位置、軍隊符号 外)

 レファレンスコード:A03032172800
 奉天会戦における、日本軍とロシア軍の諸部隊の位置を地図上に表記したものです。ここでは、そのうちの一部の地図をご紹介します。

 この資料のすべて(全295画像)を閲覧したい方は、
1. アジア歴史資料センターのトップページを開く。
2. 左上の「資料閲覧」をクリックする。
3. 利用規則の「遵守」ボタンを押す。
4. 検索メニューの「レファレンスコードによる検索」で上記のレファレンスコード「A03032172800」を入力し、「実行」ボタンを押してください。


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《シーモア隊の行動に関する記述》
■ 国立公文書館所蔵 ■

《明治33年当時の海軍士官の名簿》
■ 国立公文書館所蔵 ■
 表 題:単行書・明治三十三年清国事変海軍戦史抄

 レファレンスコード:A04017224400
 海軍省が編集した義和団事件に関する記録です。事変の発端から始まって、日本軍の出兵、中国各地の情勢などを網羅しています。ここでは、そのうちの一部をご紹介します。
 この資料のすべて(全349画像)を閲覧したい方は、
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2. 左上の「資料閲覧」をクリックする。
3. 利用規則の「遵守」ボタンを押す。
4. 検索メニューの「レファレンスコードによる検索」で上記のレファレンスコード「A04017224400」を入力し、「実行」ボタンを押してください。
 この資料は1巻〜5巻まであります。全巻をご覧になりたい方は、検索メニューの「キーワード検索」で「単行書・明治三十三年清国事変海軍戦史抄」と入力して、「検索」ボタンを押してください。


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《清国=大韓帝国間の国境の地図》
■ 外務省外交史料館所蔵 ■
 表 題:間島問題調査書

 レファレンスコード:B03041212500
 
 清国と大韓帝国との国境沿いにあった間島地方の帰属問題について、内藤虎次郎(内藤湖南)がまとめた報告書です。「吉林通志」「盛京図」から転載した豆満江流域の地図(3〜4画像目)が添付されています。


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《北緯50度線を示す標定石の図》
■ 外務省外交史料館所蔵 ■
 表 題:明治39年8月30日から明治39年8月24日(樺太島日露境界画定一件)

 レファレンスコード:B03041225200
 
 日露講和条約によって日本の領土になった、北緯50度以南の樺太に関する諸文書です。北緯50度線に置かれた標定石の図(11〜14画像目)が添付されています。


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《チベット南部の地図》

■ 外務省外交史料館所蔵 ■
 表 題:明治37年2月20日から1904〔明治37〕年2月24日(成田安輝西蔵探検関係一件)

レファレンスコード:B03050317600
 成田安輝という日本陸軍の軍人がまとめたチベットに関する報告書「西蔵の時局に就て」(原文カナ)です。チベット南部の地図(11〜12画像目)が添付されています。
 成田安輝のチベット調査に関する全資料を閲覧したい方は、
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2. 左上の「資料閲覧」をクリックする。
3. 利用規則の「遵守」ボタンを押す。
4. 検索メニューの「キーワード検索」で「成田安輝西蔵探検」と入力し、「検索」ボタンを押してください。
 資料の中には、渡航費用や清国の要人との会見の記録などがあります。


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《奉天省の地図》
■ 外務省外交史料館所蔵 ■
 表 題:自序 奉天省見取各図 目次(奉天全省現勢 第一巻)

レファレンスコード:B03050612900
 奉天省(いまの遼寧省)の情勢を行政区分ごとにまとめた報告書「奉天全省現勢」の目次です。冒頭部の地図(4〜5ページ目)以後は、後続する資料の目次になっています。
 「奉天全省現勢」の全資料を閲覧したい方は、
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2. 左上の「資料閲覧」をクリックする。
3. 利用規則の「遵守」ボタンを押す。
4. 検索メニューの「キーワード検索」で「奉天全省現勢」と入力し、「検索」ボタンを押してください。


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《東京湾第三海堡の断面図》
■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:第3海堡に関する件

 レファレンスコード:C02030301800
  第三海堡を始めとする東京湾の要塞施設の断面図・実測図(8〜30画像目)です。明治39年(1906年)に、陸軍省の築城部本部が作成したことが記されています。


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《朝鮮半島〜遼東半島における
 電信用ケーブルの敷設状況》

■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:電信線連絡一覧図

 レファレンスコード:C03020169900
  明治37年(1904年)の朝鮮半島から遼東半島にかけて敷設されていた電信用ケーブルを地図にしたものです。地図には軍が使用したケーブルと通信施設が明記されています。


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《台湾における日本軍の配備》
■ 防衛省防衛研究所所蔵 ■
 表 題:台湾総督府 台湾守備諸隊配置図の件

 レファレンスコード:C03022802400
  明治36年(1903年)当時の台湾における日本軍の守備隊の配備状況です。台湾にあった3個旅団の配置が、地図上に記載されています(4〜5ページ目)。


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