宣戦の詔書
(国立公文書館所蔵)

日露講和会議の風景
(外務省外交史料館所蔵)

「皇国の興廃此の一戦にあり」
(防衛省防衛研究所所蔵)

● これらの画像は<日露戦争写真館>でご覧になることができます ●


■■ 特別展にようこそ! ■■

 1904年(明治37年)2月に開戦し、18か月にわたって戦われた日露戦争から今年は100周年を迎えます。日露戦争は日本とロシアの当事国のみならず、世界史的な広がりを持った大きな出来事でしたが、未だ十分に解明されていない点が少なからず残されているともいわれています。

 今回の特別展では、日露戦争の開戦前後から講和までを国立公文書館外務省外交史料館防衛省防衛研究所等が所蔵する資料で歴史を跡付けながら、アジア歴史資料センターがインターネット上で提供している関連の公文書をご紹介しようとするものです。中には明治37年(1904)2月10日の「宣戦の詔書」(宣戦布告)、明治38年(1905)10月16日の「日露講和条約及追加約款」(ポーツマス講和条約)批准の勅令、同日付の「講和に関する詔勅」などの重要な公文書原本が含まれております。

 100年の時を越えて、日露戦争を鏡として現在と未来を映せば、そこからさまざまな事柄が見えてくるのではないでしょうか。21世紀を平和の世紀とするために、この特別展を通じて一人でも多くの人が歴史資料に親しみを持っていただければ望外の喜びです。


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