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1896年2月11日
朝鮮国王の高宗、ロシア公使館へ逃げ込む
親露政権成立


表 題:着任当時の状況

レファレンスコード:B03050003900
 閔妃暗殺事件を経て朝鮮国において親日派(改革派)が優勢に立つと、国王高宗は、劣勢の親露派の手引きにより保護を求めて漢城(ソウル)のロシア公使館に居を移しました。結果としてこの後には、ロシアと結んだ政権が成立することになります。
 これは、明治32年(1899年)になってから、加藤増雄在韓特命全権公使が、明治29年(1896年)4月に当地に赴任した頃の様子を回想したものです。