日米交渉 資料解説
昭和16年(1941年)11月20日
東郷外務大臣、野村・来栖両大使に大使、「乙案」に挿入すべき南部仏領インドシナ撤兵に関する条項について説明
資料1:B02030722700 15 昭和16年11月19日から昭和16年11月20日(13画像左〜14画像右)
「昭和十六年十一月二十日東郷大臣発在米野村大使宛公電第八〇一号(館長符号、大至急)(原議)」
画像資料
 昭和16年(1941年)11月20日、東郷外務大臣は野村駐アメリカ大使と来栖特命全権大使に対し、「乙案」に仏領インドシナ撤兵について挿入するように、英文の条項を送りました。
 資料1は豊田が送った電報です。この英文の条文のなかで、日本政府は日本軍を仏領インドシナの南部から北部に移駐させることを明記しています。
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