日米交渉 資料解説
昭和16年(1941年)8月1日
第43回大本営政府連絡会議(議題:対ソ外交交渉要領)
資料1:八月一日第四十三回連絡会議 対「ソ」外交交渉要領等ニ関スル件(『大本営政府連絡会議 議事録 其の二』(杉山メモ) 7画像〜8画像)
画像資料
資料2:B04013480700 対「ソ」外交交渉要領案 昭和十六年八月一日 日、蘇中立条約関係一件(満州国、外蒙ノ領土保全並不可侵声明ヲ含ム)第一巻 5.北方問題処理要綱(8画像〜11画像)
画像資料
資料3:「昭和16年8月1日」(『機密戦争日誌 其の三』107画像左〜108画像右)
画像資料
 昭和16年(1941年)8月1日、第43回大本営政府連絡会議が開催されました。
 資料1は、この連絡会議の会議録です。この会議ではまず杉山参謀総長から南部仏領インドシナ(仏印)進駐の状況と北方兵力派遣について、ひきつづいて鈴木企画院総裁から「戦争遂行ニ関スル物資動員上ヨリノ要望」について説明が行なわれています。その後豊田外務大臣から、対「ソ」外交交渉要領案が提案、説明され、参加者の間でその内容について議論が行なわれています。この中では日ソ中立条約の取り扱いをめぐって、豊田外務大臣とその他の参加者との意見の相違も見られます。
 資料2は、この会議で検討された対「ソ」外交交渉要領案と、それについての説明です。
 資料3は、大本営陸軍部戦争指導班が記録したもので、この会議に関する記述があります。この中では、対「ソ」外交交渉要領案をめぐって、豊田外務大臣が「三国枢軸破棄ノ如キ主旨」を主張したのに対して、東条陸軍大臣が「強硬ニ反対」したことが記されています。
このページを閉じる