昭和16年(1941年)7月29日
仏領インドシナの共同防衛に関する日本・フランス間議定書に調印
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資料1:B02032439600 4 仏領印度支那ノ共同防衛ニ関スル日本国「フランス」国間議定書(1〜12画像)
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昭和16年(1941年)7月29日、フランスのヴィシーにおいて、「仏領インドシナの共同防衛に関する日本国・フランス国間議定書」が成立しました。
資料1はその議定書の全文です。その前文においては、一方で日本が仏領インドシナの領土保全と仏領インドシナ連邦の全土に対するフランスの主権を尊重すること、他方でフランスがインドシナに関し日本に対して直接あるいは間接に対抗するような性質をもつ政治、経済、軍事上の協力を予見させるいかなる協定や了解をも第三国と結ばないことの二点が両国の間で約束されています。上記の主旨において「議定書」の本文では、1、日仏両国政府は仏領インドシナの共同防衛のため、軍事上の協力を行う。2、この協力のためにとるべき措置は特別に取り決めを行なう。3、ここに記す諸規定はその採用の動機となっている諸情勢が存続する限り効力を有するものとする、という三つの規定がなされています。
資料1では日本語、フランス語の両文による議定書を確認することができます。
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