日米交渉 資料解説
昭和16年(1941年)1月20日
松岡洋右外務大臣、タイ・仏領インドシナ国境紛争の調停開始
資料1:B02031242900 1 一般 1(12画像目)
「泰仏印紛争処理ニ関スル緊急処理要綱 昭和十六年一月十九日 大本営政府連絡会議決定」
画像資料
 昭和16年(1941年)1月20日、前日の第5回大本営政府連絡会議の結果が上奏され、タイ・仏領インドシナ国境紛争の調停申し入れの件について裁可が下りました。また、松岡外務大臣とアンリ駐日フランス大使との間に会談がもたれ、日本政府はフランス、タイ両国に対して紛争の調停を正式に申し入れました。
 資料1では、日本が両国の紛争の調停を主導し、双方に対してイギリスの仲介を拒絶するよう申し入れることが方針として打ち出されています。
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