日米交渉 資料解説
昭和15年(1940年)11月27日
野村吉三郎、駐アメリカ大使に就任
資料1:A03023521400 任特命全権大使 海軍大将 野村吉三郎
画像資料
 昭和15年(1940)年11月27日、海軍大将で阿部信行内閣において外務大臣を務めた野村吉三郎が駐アメリカ特命全権大使に任命されました。
 資料1は、野村の任命状です。滞米経験があり、ルーズヴェルト大統領、スターク海軍大将といった要人との交流もあった野村には、悪化の一途をたどる日米関係を打開することが期待されていました。こうした期待を背景にワシントンに赴いた野村は、その後約1年にわたってルーズヴェルト大統領やハル国務長官との交渉を続けることになります。
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