レファレンスコード： C06061919800 件名： 陸参第２１４号 ２月７日 我軍は威海衛及南岸の砲台は抵抗なく略取せり 其の他 東條中佐

明治28年（1895年）2月7日、大本営から派遣され、威海衛の陸上からの攻撃を担った第2軍に同行していた東條英教陸軍歩兵中佐が、本国の大本営の川上操六陸軍中将に送った報告の内容を伝える電文です。1月30日に開始された日本軍の威海衛に対する陸海からの攻撃の経緯に続き、この日から始まった激しい戦闘の様子が報告されています。

レファレンスコード： C06061769200 件名： 海報第５７号 連合艦隊出征第２４回報告

明治28年（1895年）2月17日付で、連合艦隊司令長官の伊東祐亨海軍中将が本国の大本営に提出した報告書です。威海衛攻撃前に栄城湾に停泊していた1月24日から、威海衛の清国軍が降伏した2月17日までの連合艦隊の動きが詳細に伝えれられています。

レファレンスコード： C06061898800 件名： 陸参２０８号 ２月８日 威海衛に於て押収せし李鴻章より山東省役人に宛てたる電報 大山第２軍司令官

明治28年（1895年）2月6日に、威海衛の攻撃を担った第2軍を率いる大山巌陸軍大将が本国の参謀総長に送った電文です。清国の北洋通商大臣兼直隷総督である李鴻章が威海衛のある山東省の役人に当てた電報（1月24日付の電報だと推測されています）を、威海衛で日本軍が獲得したとして、その概要を伝えています。この内容からは、山東半島に上陸した日本軍の迎撃に向けた清国軍内の動きをうかがい知ることができます。