関東州（中国・遼東半島の先端部に設置された日本の租借地）の防備と、南満洲鉄道の沿線保護を担った日本軍の部隊。1919（大正8）年4月関東都督府陸軍部を引き継いで設置された。関東都督府陸軍部の部内構成はほぼそのまま関東軍に引き継がれ、経理部長等の指揮監督関係も引き継がれた。関東軍司令部は当初旅順に置かれた。関東軍司令官は天皇に直隷する親補職とされ、陸軍大将または中将が任じられた。作戦と動員計画に関しては参謀総長の区処を受けた。た。

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「関東軍司令部條例制定の件」Ref：C02030866700。