1921（大正10）年4月陸軍航空学校に、射撃・火器に関する教育及び研究を担当する明野分校が設立された。飛行場設置に適し、また射撃演習の実施可能なことを考慮して、学校の敷地には三重県明野ヶ原(現在の伊勢市北西部の台地)が選定された。1924年5月同分校は明野陸軍飛行学校として独立し、陸軍航空部本部長の直轄となった。同月の陸軍飛行学校令により、空中戦闘、空中射撃及び火器の取扱等に関する諸学術並びにこれらに関する兵器及び器材についての教育研究等を行うと規定された。

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「陸軍航空学校射撃分校敷地の件」Ref：C03011258900。