1894（明治27）年に編制された、戦時に際して恤兵結社・団体に関する事務及び寄贈軍需品・献金に関する事務を掌る機関。常設の機関ではなく、戦時もしくは事変に際して、陸軍大臣が必要に応じて適宜省内に設置するとされた。部内には、長である恤兵監のほか、部員(陸軍佐尉官・定員2〜3名)・書記官(下士官もしくは属・定員2〜3名)が置かれた。

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「軍務局、経理局、医務局、人事課より 陸軍恤兵部編制の件」Ref：C06021862400、「乙第５号 １ 陸軍恤兵部編制」Ref：C06060011000。