日本

東京

電信事業を主管した工部省の内局。1877年1月、電信寮を改組するかたちで設置。改組に伴って、地方機関であった電信局は電信分局と改称され、増設が進められた（1885年時点で215局）。また、築地電信局を廃止して東京府木挽町に電信中央局を設置し、大阪梅田電信分局を西部電信中央局と改称するなど、中継局の整備も行われた。1885年12月の内閣制移行に伴い、工部省は廃止され、電信事業は新設の逓信省に継承された。

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「工部省沿革報告」。『明治官制辞典』。

芳川顕正（1877年1月11日-1880年3月1日）／石井忠亮（1880年3月1日-1887年3月10日）

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