日本

東京

工学振興を掌った工部省の内局。工部省の1871年9月（明治4年8月）設置。初め一等寮、後に二等寮。工学教育機関の建設に加え、教師の招聘・生徒の海外留学なども担った。設置当初は書記・会計の2課が置かれ、次いで選輯掛（工学必要書籍の選定）・造営課（黌舎の建設）が置かれた。1872年7月（明治5年6月）の事務章程では、主記・主計・文学・選輯・図書の5課に改組された。1877年1月に廃局。所管事務は工作局に継承された。

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『工部省沿革報告』大蔵省、1889年。「工学寮」（アジ歴Ref：A07062254700）。