日本

東京

関税事務を掌った大蔵省の内局。改廃を繰り返しており、その時期によって３つに区分することができる。①1877年1月、租税寮の事務を引き継ぐかたちで設置。各港に置かれた税関を統括した。1884年5月、租税局とともに主税局へ改組された。②1886年2月再置。関税諸規則の執行、関税率調査、貿易諸表の編成などを行った。1891年7月廃止、管掌事務は主税局に継承された。③1909年10月再置。関税事務に加え、輸出入品の調査鑑定も実施した。1913年6月廃止、管掌事務は主税局に継承された。

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『明治官制辞典』。「類纂大蔵省沿革略志」大蔵省記録局、1889年。

吉原重俊（1877年1月11日-1880年4月10日）／蜂須賀茂韶（1880年4月10日-1882年5月24日）／中野健明（1882年6月16日-1884年5月20日）／中野健明（1886年3月9日-1890年1月7日）／有島武（1890年2月12日-1891年8月16日）／桜井鉄太郎（1909年11月5日-1912年12月24日）