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大蔵省租税司は、明治2（1869）年7月8日の大蔵省設置とともに、租税貢調の事務を管掌する部署として設置された。租税司の下には甲課、乙課、計算編纂課の3課が置かれた。明治2年8月11日には民部省に移管されたが、明治3年7月17日に再度大蔵省に移管された。明治4（1871）年8月には租税司が租税寮へと改められた。

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明治財政史編纂会編『明治財政史　第一巻』（丸善、1904年）、295-296頁、304-305頁