南洋群島

コロール島

産業課は主に土地の管理、農林畜水産業に関する業務を行った課。1922年3月31日「南洋庁官制」で拓殖部のもとに設置。長官官房、内務部、財務部及び拓殖部が設置された。同年4月「南洋庁事務分掌規程」において、産業課は殖民地の選定、区画及び測量、移民、農林畜水産業、商工業、家畜衛生、産業組合、産業試験場、博覧会、共進会、品評会、官有椰子園の経営、度量衡、地質、鉱業に関する事務を掌った。1924年12月「南洋庁官制改正」で部制廃止に伴い、産業課は廃止。南洋庁直下に長官官房及び５課（庶務課・財務課・警務課・拓殖課・通信課）が設置され、産業課の業務は南洋庁直下の拓殖課に改編された。

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「南洋庁事務分掌規程左ノ通定ム」南洋庁訓令第9号、1922年4月1日（『南洋庁公報』第301号、1922年4月1日）「南洋庁事務分掌規程左ノ通定ム」南洋庁訓令第54号、1924年12月25日（『南洋庁公報』号外、1924年12月25日）

江口光雄（1922年4月1日～1924年12月25日）