満洲国

新京

満洲国外交部政務司は、1932（大同元）年3月9日に外交部が設立された際に、総務司、政務司とともに外交部内に置かれた 。通商司は、通商に関する業務、外国の経済事情の調査、在外人民の保護や領事業務、などを担当した。治外法権撤廃と満鉄付属地行政権の移譲に伴い、1937年7月に国務院總理直宰の外務局に縮小されると、通商司の業務のうち、調査業務は外務局調査処へ、在外人民の保護業務などは政務処へ移管された。

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外交部通商司の設置については、「政府組織法」教令第1号、1932年3月9日（『満州国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日）及び「国務院各部官制」教令第6号、1932年3月9日（『満州国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日、詳しくはアジ歴Ref：A06031008700を参照）。外務局調査処、政務処の設置については、「組織法中改正ノ件」1937年6月5日（『満州国政府公報日譯』第954号、1937年6月5日）、「国務院各部官制」勅令第120号、1937年6月5日（『満州国政府公報日譯』第954号、1937年6月5日、69頁）、「外務局官制」勅令第122号、1937年6月5日（『満州国政府公報日譯』第954号、1937年6月5日、74頁）、詳しくはアジ歴Ref：A06031001700を参照。