朝鮮

京城

朝鮮総督府逓信局電気課は、1912（明治45）年4月の朝鮮総督府逓信局設置に伴い設置された。同月に施行された逓信局事務分掌規程により、電気課は、電気事業の監督、電信電話の試験及び電話用品、発電水力に関する事項を所管した。1920（大正9）年10月、電信電話の試験及びその用品に関する事項は工務課に移管された。1923（大正12）年3月に発電水力に関する事項は新設の臨時水力調査課に移管されたが、1930（昭和5）年3月には再び電気課の所管に戻った。1940（昭和15）年3月、電気課は電気第一課と電気第二課に分けられ、電気第一課は電気事業の監督、電気事業用電信電話の監督、発電水力に関する事項を所管し、電気第二課は電気事業の業務の監督、産金送電施設の建設及び保守、ガス事業の監督に関する事項を所管した。1941（昭和16）年11月、逓信局の電気第一課と電気第二課は廃止され、その業務は朝鮮総督府殖産局内に新設された電気第一課と電気第二課に引き継がれた。

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「朝鮮総督府逓信局事務分掌規程」（1912年3月28日朝鮮総督府訓令第20号）『朝鮮総督府官報』号外、1912年3月28日「朝鮮総督府逓信局事務分掌規程改正」（1920年10月6日朝鮮総督府訓令第43号）『朝鮮総督府官報』第2446号、1920年10月6日「朝鮮総督府逓信局事務分掌規程改正」（1923年3月1日朝鮮総督府訓令第11号）『朝鮮総督府官報』第3164号、1923年3月1日「朝鮮総督府逓信局事務分掌規程改正」（1930年3月31日朝鮮総督府訓令第14号）『朝鮮総督府官報』第970号、1930年3月31日「朝鮮総督府逓信局事務分掌規程改正」（1941年11月19日朝鮮総督府訓令第106号）『朝鮮総督府官報』号外、1941年11月19日