朝鮮

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朝鮮総督府鉄道局運転課は、1910（明治43）年10月の朝鮮総督府鉄道局設置に伴い設置された。同月施行の朝鮮総督府事務分掌規程により、運転課は、列車の運転及び船舶、鉄道用電気通信に関する事項を所管した。1917（大正6）年7月の鉄道局廃止に伴い運転課も一度廃止となったが、1925（大正14）年4月の鉄道局再設置に伴い、運転課も再設置された。再設置後の事務分掌規程により、運転課は、列車の運転信号及び保安、車両の保管及び検査、機関車付属品の運用、電気通信に関する事項を所管した。1942（昭和17）年11月の事務分掌規程改正により、電気通信に関する事項は電気課に移管された。1943（昭和18）年12月に交通局が新設され鉄道局が廃止されると、鉄道局運転課の業務は鉄道局運輸課の業務と統合されて交通局運輸課に引き継がれた。

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「朝鮮総督府鉄道局事務分掌規程」（1910年10月1日朝鮮総督府訓令第5号）『朝鮮総督府官報』第29号、1910年10月1日。「朝鮮総督府鉄道局事務分掌規程」（1925年4月1日朝鮮総督府訓令第12号）『朝鮮総督府官報』号外、1925年4月1日。「朝鮮総督府鉄道局事務分掌規程改正」（1942年11月1日朝鮮総督府訓令第55号）『朝鮮総督府官報』号外、1942年11月1日。「朝鮮総督府交通局事務分掌規程」（1943年12月1日朝鮮総督府訓令第91号）『朝鮮総督府官報』号外、1943年12月1日。