日本

東京

商工省の内部部局の組織管理及び連絡・調整のほか、所管行政の考査一般に関する事務を掌る機関として設けられた。下部機関には、秘書課・会計課・特務課が置かれた。秘書課は、①機密、②職員の進退・身分・賞罰、③大臣・次官の官印・省印の管守、④官紀・風紀ほか職員の服務、⑤褒賞・儀式典礼、⑥公文書類・成案文書の接受発送、⑦公文書類の編纂・保存、⑧官報掲載、⑨各局課の管掌外の事項に関する事務を掌った。会計課は経費・諸収入の予算・決算・会計、会計監査・物品管理に関する事務を掌った。特務課は、①職員の援護・厚生、②電話・自動車・庁内施設、③物品調達、④庁舎・官舎の管理・工事、⑤警防・宿直・庁内取締、⑥職員の執務に必要な施設に関する事務を掌った。

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通商産業省編『商工政策史 3巻』商工政策史刊行会、1962年、328頁。Ref:A13110672400、15画像目。