日本

東京

鉄道省の一部局で、各省官制通則に定められたものの他、職員の養成・保健、鉄道衛生に関する事務及び鉄道業務に関する研究を掌った。その下に人事・文書・保健・現業調査・水力電気の5課と研究所を有した。1939（昭和14）年8月に養成課・幹線調査課が置かれた。1942（昭和17）年1月に考査室が新設され、所管行政の考査一般に関する事務を掌った。同年3月には鉄道技術研究所が新設されて、研究所は鉄道大臣の直轄となった。同年11月の組織再編の時点では、考査室・秘書課・文書課が置かれ、また鉄道博物館に関する事務も掌った。養成及び衛生に関する業務は主に要員局に引き継がれた。1943（昭和18）年11月の鉄道省の廃止に伴い廃止された。

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Ref:A03021248200、2-3画像目。Ref:A08071748700、25-27画像目。Ref:A03022765800、2画像目。日本国有鉄道編『鉄道辞典　下巻』1958年、1413頁。http://transport.or.jp/tetsudoujiten/　（2016年7月1日アクセス）。