日本

東京

1889（明治22）年の大日本帝国憲法公布により、帝国議会の下院または第一院として設立された。当初選挙権は一定額以上の直接国税を納める満25歳以上の男子に限定されていたが、1925（大正14）年から普通選挙（男子のみ）となった。衆議院は政党政治の主要な舞台となったが、1930～40年代の翼賛体制の進展と共に総動員体制に組み込まれていった。1947（昭和22）年の日本国憲法施行に伴い、国会の第一院として改められた。

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「衆議院」（執筆者　大久保利謙）『国史大辞典7』吉川弘文館、1986年、257-258頁。