日米交渉 資料解説
昭和16年(1941年)8月14日
野村大使・ハル国務長官会談(中国におけるアメリカの権益の侵害について)
資料1:B02030716600 7 昭和16年8月15日から昭和16年8月17日
「昭和16年8月15日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六八九号(極秘、館長符号)」(2画像左〜4画像右)
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資料2:B02030716500 6 昭和16年8月13日から昭和16年8月14日(4画像〜18画像)
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ一(館長符号、外機密)(写)」
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ二(館長符号、外機密)(写)」
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ三(館長符号、外機密)(写)」
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ四(極秘、館長符号、外機密)(写)」
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ五(館長符号、外機密)(写)」
「昭和16年8月13日野村大使発豊田貞次郎外務大臣宛公電第六九〇号ノ四(極秘、館長符号、外機密)(写)」
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 昭和16年(1941年)8月14日、野村駐アメリカ大使とハル米国務長官の間で会談が行なわれました。
 資料1は野村による会談についての報告です。野村はこの会談で、ハルに対し、中国における日本軍の占領地におけるアメリカ人に対する権利や権益の侵害の状況について、書面による報告を提出しました。また、野村は、こうしたことは「資金凍結令トハ関係ナキ主トシテ個人ニ関スルモノ」とし、相対的になりつつあり、「大局ニ影響ナク」としながら、「道徳的ニ面白カラサル」ことは、相互に中止するべきだと言いました。
 資料2は、野村がハルに提出したアメリカの権益に対する侵害を列挙した報告です。そのなかには、たとえば、中国の華北において、アメリカ人(領事館職員を含む)が旅行することは、日本の軍当局によって厳しく制限され、旅券発給を拒否されるか、遅らされていることなどがありました。
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