日本

東京

農業振興を掌る大蔵省の内局。もと勧業寮であったが、工部省に勧工寮が設置されたことに伴い、取扱業務を農業に限定。租税寮に吸収された後、内務省勧業寮となる。 1871年8月23日、開墾等の事務を掌るため、大蔵省に設置された。開墾等の事務の所管は、1869年5月3日に設置された民部官開墾局（1869年7月8日の民部省設置後は民部省開墾局）から、1870年9月7日設置の民部省勧農局、1870年12月18日設置の民部省開墾局、1871年1月30日設置の民部省勧業局（開墾局は1871年4月17日に廃止され、勧業局に開墾、種芸、牧畜、生産の4掛が設置された）へと移った。さらに1871年7月27日に民部省が廃止された後は、1871年7月27日設置の大蔵省勧業司、1871年8月10日設置の大蔵省勧業寮を経て、勧農寮へと継承された。1872年10月、勧農寮は廃止され、同寮の事務は租税寮へと引き継がれた。

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「開墾局ヲ置キ民部官ニ属ス」（アジ歴：A15070109800） 「民部省中勧農局ヲ置ク」（アジ歴：A15070113800） 「勧農局ヲ開墾局ト改称ス」（アジ歴：A15070114500） 「民部省中勧業局ヲ置ク」（アジ歴：A15070115000） 「開墾局ヲ廃シ勧業局中開墾種芸牧畜生産ノ四掛ヲ置ク」（アジ歴：A15070115500） 「勧業寮」（アジ歴：A07061670700） 「沿革」（アジ歴：A07062237300）