朝鮮

京城

農林局に1933年8月に設置された一課である。農会や小作農・自作農などの農村の整備統制に関する事項をはじめとして、「農家副業、蚕糸業、畜産及び狩猟、農業者移住、農村振興の事項」を主管し、種馬牧場や獣疫血清製造所に関する業務まで管掌した。1936年11月の改編で一度廃止され、業務は農務課と新設の農村振興課に引継がれたが、1940年10月の改編で再設置された。再設置後の農政課は、これまでの農会や小作農・自作農に関する事項に加えて、農業生産計画、農村指導、肥料や農業用資材、農業労力の調整など、物資や労働力の動員に関係する事項も管掌するようになった。1943年12月の改編で廃止、農政一般は農務課に移管された。

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①「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第30号、1933年8月4日（『朝鮮総督府官報』号外1933年8月4日）②「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第31号、1936年10月16日（『朝鮮総督府官報』号外1936年10月16日）③「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第56号、1940年10月16日（『朝鮮総督府官報』号外1940年10月16日）④朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第88号、1943年12月1日（『朝鮮総督府官報』号外1943年12月1日）