台湾

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1943（昭和17）年12月に台湾総督府官制改正（勅令第897号）により、国土局、殖産局、食糧局を再編して鉱工局と農商局が設置された。台湾総督府事務分掌規程改正（訓令第207号）により鉱工局には総務係、物資動員課、国民動員課、国民動員課、工業課、鉱務課、電力課及び土木課が置かれた。総務係は局内事務の連絡調整や局内庶務など、物資動員課は物資動員計画や重要物資の配給統制、重要物資の輸送計画に関する事項など、国民動員課は国民動員実施計画や職業指導・訓練、賃金や勤労管理に関する事項など、工業課は生産拡充計画、国土計画及び科学動員計画、国家総動員計画、資源調査、特許や商標に関する事項など、鉱務課は鉱業に関する事項や鉱物地質の調査、石炭石油やガスに関する事項を所掌した。電力課は電源開発や電力動員計画、電力調整令に関する事項など、土木課は道路及び橋梁、河川、都市計画、上下水や工業用水、国立公園に関する事項などを所掌した。

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勅令第897号は、A03022879000。『台湾総督府官報』、第499号、1943年12月1日、1－5頁。