日本

東京

占領期大蔵省の内局の一つ。特殊財務部の業務を引き継ぎ、1947（昭和22）年4月28日の「大蔵省官制」改正により（勅令第155号）設置された。従来の特殊財務部は、「大蔵省特殊財務部臨時設置制」（昭和21年勅令第292号）を根拠に設置され、管理局は同設置制に規定された業務を取り扱った。管理局では、日本にある外国または外国人の財産に関する事項、閉鎖機関令及び閉鎖機関整理委員会令の施行に関する事項、連合国最高司令官の要求に基づく在外財産や外国為替財産に関する各種調査などの事務を掌った。また、終戦処理費・特別住宅建設資材費及び沖縄再建資材諸費の経理を担当した。同局は、1949（昭和24）年5月31日の「大蔵省設置法」（法律第144号）により、理財局と管財局に管掌事務を引き継ぐ形で廃止となった。

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国立公文書館　請求番号：類03045100。