日本

東京

衛生局は内務省の所轄であったが、1938年1月11日に｢国民一般ノ健康ノ増進及体力ノ向上ヲ図リ以テ其ノ神身ノ活動力ヲ充実スルハ産業、経済、国防其ノ他各般施政ノ根本義｣として厚生省が新設されたのにともない、厚生省に設置された。主な業務としては｢衣食住ノ衛生ニ関スル事項｣、｢衛生指導ニ関スル事項｣、｢医事及薬事ニ関スル事項｣などを管掌したが、後に「飲食物ノ衛生及環境衛生ニ関スル事項」、｢検疫及伝染病其ノ他ノ疾病ノ予防ニ関スル事項｣が追加された。1942年11月1日の官制の再編によって、衛生局に予防局が統合、薬品課と衛生課が整理され、医務課、薬務課、医療課、防疫課の4課となった。1946年3月13日に臨時防疫局(1945年10月27日)の一部が編入。1946年11月5日に医務局となり1949年6月1日まで存立した。

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Ref:A03033768100、Ref:A03022168500、Ref:A03034269500、情報局『週報 』317号、1942年11月4日、25頁。大阪経済研究会『戦時内閣各省機構便覧』1944年、41-42頁。『近代史必携』吉川弘文館、2007年、210-213頁。