日本

東京

内務省の内局。拓務省の廃止に伴い、同省管轄の朝鮮・台湾・樺太関連事務を内務省にて担当するために設置された。拓務省は、上記の地域に加え、台湾・南洋に関する事務と、外交にかかわる案件以外の移民・植民及び海外拓殖事業を担当していた。内務省管理局は、「内外地行政一元化」を担う組織であり、同局の設置とともに内務大臣は朝鮮総督・台湾総督に対して「統理」上にて必要な案件に対し指示を与えることが可能となった（昭和17年11月1日勅令第729号）。また、朝鮮・台湾・樺太に関する重要事項を関係庁間にて調整をおこなうため、内務次官を委員長とする内務省連絡委員会が設置された（同年月日勅令第726号）。昭和21（1946）年1月17日に外務省へ所管事務が移行され、管理局は廃止となった。

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国立公文書館、請求番号：類02592100。国立公文書館　請求番号：類02969100。