日本

東京

内務省国土局に設置された部局。道路・軌道・上下水道などに関する事務を担当した。道路課の上位部局である国土局は、1941（昭和16）年9月5日に廃止となる土木局の都市計画を引き継ぐ形で成立している。道路課は、主に道路行政を掌った。これまでの土木局では、事務部門と技術部門がそれぞれ別の課で担当されていた。土木局から国土局への移行の中で、両者が統合し、事務・技術一体の体制がとられた。道路課においても行政事務のみならず、本省直轄道路工事用船舶や機械の運用に関する事務も取り扱った。なお、上下水道は衛生行政の分野でもあるため、厚生省の所管ともなった。

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大霞会『内務省史』第3巻、地方財務協議会、1971年、325頁。Ref.A05032049400。