１枚目から１７５枚目にかけて、最初の審理が開始された時の裁判記録があります。このうち、３枚目に、原告である連合国諸国と被告の名前が書かれ、続いて５枚目まで、起訴状が記されています。６枚目には、「平和ニ対スル罪」という言葉が書かれています。

１５７枚目から１６７枚目にかけて、Ａ級戦犯に問われた松井石根（まついいわね）に対する、南京事件についての尋問書があります。

２０８枚目から２１３枚目にかけて、Ａ級戦犯に問われた東條英機に対する、日米開戦（真珠湾攻撃）直前の経緯についての尋問書の抜粋があります。

２枚目から２４０枚目にかけて、Ａ級戦犯に問われた人々に対する判決文があります。このうち、３０枚目から３３枚目には広田弘毅の判定が、８１枚目から８５枚目には東条英機の判定が、それぞれ書かれています。

２枚目から１９０枚目にかけて、パール判事（パル判事／Pal判事）の判決書の最後の部分があります。このうち、１９０枚目に、「時が、熱狂と、偏見をやわらげた暁には、また理性が、虚偽からその仮面を剥ぎとつた暁には、そのときこそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら過去の賞罰の多くに、その所を変えることを要求するであらう。」という一節が書かれています。

５枚目から１１８枚目にかけて、判決の際の速記録があります。このうち１１８枚目右の下段から左にかけて、Ａ級戦犯に問われた人々に対する判決の内容が列挙されています。