昭和１６年（１９４１年）１１月１７日 東条内閣総理大臣、臨時議会において対米政策について演説 「東条総理大臣演説」（１ページ） （外務省外交史料館提供） 　昭和１６年（１９４１年）１１月１７日（月）、東条英機内閣総理大臣は、臨時議会において演説し、アメリカに対する強硬姿勢を改めて表明します。 資料１：B02031345100　７．参考　（１９画像右〜２２画像） 「第７７回帝国議会に於ける内閣総理大臣演説」 資料２：B02031345100　７．参考　（２画像〜５画像） 「Address by the prime minister, general Hideki Tojo, delivered at the extraordinary session of the diet, November 17, 1941」 資料３：B02031345100　７．参考　（１０画像〜１９画像左） 「昭和１６年１１月２１日　東条首相、東郷外相議会演説の反響」 　昭和１６年（１９４１年）１１月１７日、東条内閣総理大臣は臨時議会において対アメリカ政策について演説を行ないました。 　資料１は東条の演説の日本語全文（１９画像右〜２２画像）です。ここで東条は、日本は「忍び難きを忍び、耐え難きを耐へ」て外交交渉による解決を期していたが、今なおその目的が果たせず、今や日本が文字通り「帝国の百年の計を決すべき重大局面」に立たざるを得ない事態に至ったと述べています。『朝日新聞』（同年１１月１８日付夕刊）は、東条の演説を「我が方針を認めずば帝国重大決意」「対米決意を明示」と報じました。 　資料２は、東条の演説の英語訳全文です。 　資料３は、東条の演説及び同日に行なわれた東郷外務大臣の演説に対するドイツ・イタリア・アメリカ・中国・蘭領東インドでの反響をまとめた報告書です。