日米交渉 資料解説
昭和16年(1941年)2月11日(米時間)
野村大使、ワシントンに到着


ルーズヴェルト米大統領への親書を持ちホワイトハウスに入る野村大使(昭和16年(1941年)2月14日撮影)
(毎日新聞社提供)
 昭和16年(1941年)2月11日(米時間)、野村吉三郎が、駐アメリカ大使としてワシントンに着任します。
資料1:A03023521400 任特命全権大使 海軍大将 野村吉三郎
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資料2:「昭和十六年三月十日在米特命全権大使野村吉三郎発外務大臣松岡洋右宛公信公第一三七号 本使御親任状捧呈ニ関スル件」(外務省外交史料館所蔵 外務省記録M.2.1.0.13-6 「各国駐箚大公使任免関係雑纂 米国ノ部」所収)
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 昭和15年(1940年)11月27日、駐アメリカ大使に任命された野村吉三郎は、昭和16年(1941年)2月11日、ワシントンに到着、14日、ルーズヴェルト米大統領に対し信任状を捧呈しました。
 資料1には、野村を大使に任命した辞令と松岡外務大臣が近衛内閣総理大臣へ天皇の信任を得るべく上奏(天皇に申し伝えること)を依頼した文書が含まれています。
 また資料2は野村がルーズヴェルトに捧呈した信任状及び、その際の会談の報告です。
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