日米交渉 資料解説
昭和15年(1940年)11月25日
タイ・仏領インドシナ国境紛争
資料1:B02031243000 2一般 2(15画像左〜18画像) 「「タイ」仏印国境紛争調停成立に至る迄の経緯 一六、三、十三 外機密」
画像資料
 昭和15年(1940年)11月、タイと仏領インドシナ間において国境紛争が生じました。
 資料1は、翌年3月の大本営政府連絡懇談会において提出されたものです。日本は紛争の調停役として名乗りを上げ、東京で紛争調停が始まりました。資料ではタイと仏領インドシナとの間における国境の変遷について歴史的経緯が説明されています。また、タイがフランスに対してメコン川流域の失地の回復を求め、将来におけるラオス、カンボジアの主権の帰属を求めていることが明らかにされています。
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