モニターアンケート集計結果概要(平成19年度)
アジア歴史資料センター
今回は利便性向上等に関するモニターアンケート調査を実施しました(平成20年3月実施)。モニター応募者145名のうち、115名の方から回答をいただきました。
集計した結果の概要は以下のとおりです。
1.利用環境について
OSとしてWindows VistaとWindows XP、ブラウザとしてInternet Explorer 6とInternet Explorer 7を利用している方が約85%を占めました。通信手段としてFTTH(光ケーブル)やADSL等の高速回線の利用者が多数を占めており、当センター開設当時と比較し、画像表示速度は大幅に改善されました。利用頻度については過半数の方が当センターを月に2,3回以上利用しており、自宅からの利用者が多数を占めています(約8割)。利用目的として歴史に興味がある方が過半数を占めており、研究目的以外にも多く利用されています。
2.ホームページについて
ホームページのデザインや説明振りに関して概ね良い、適切であるとの結果が得られました。
改善点として以下のご意見がありました。
・トップページの検索場所をもっと分かりやすくしてほしい。
・トップページのDjVuプラグインダウンロードの文字が小さくわかりにくい。
・ヘルプページは何か分からないことがあったときに参考となる記述があるべきなのに、前システムからの変更点ばかりズラズラ書いており、意味をなさない。
・過去に寄せられた声を紹介し、センターがどのような対応をしたのかを紹介すると親切。
・交通アクセスは主要駅からの案内があると良い。
・DjVuプラグインをインストールしなければならないのが気に入らない。セキュリティの面からも色々なものをインストールしたくない。
3.検索機能について
検索機能について以下の様なご意見がありました。
・検索機能については、階層検索のヒット率が良くない。
・「キーワード」選択方法の適切なヒントが表示されれば有難い。
・キーワードが短いと多く表示され過ぎ、詳しく検索すると極端に少なくなってしまう。
・アカデミックな方には使いやすいと思うが一般人には難しいのではないか。
・キーワード検索と詳細検索の使い勝手がよくわからない。
4.画像表示について
画像の表示については、PCを変える度にDjVuをダウンロードしなくてはならず、ダウンロードを禁止されているPCの場合は使えないので何らかの工夫が欲しいといった意見やPDFによる公開を希望する意見がありました。
改善点として画像の解像度を良くしてほしいとの意見がありました。
5.特別展について
「写真週報に見る昭和の世相」、「公文書に見る日米交渉」、「公文書に見る岩倉使節団」、「公文書に見る日露戦争」の内容に関する感想として、貴重な資料を視覚的に見られることが興味深い等との意見がありました。
今後の特別展については、戦争関連の他、人物を中心に取り上げて欲しい等の意見がありました。
6.公開資料について
当センターを利用し、役立てている応用事例として、以下の様なご意見がありました。
・論文執筆に利用や勉学に使っている。
・学生に画像を見せることにより、実感的な授業ができている。
・知人の韓国人、中国人の方と話す機会にアジア歴史資料センターを推薦した。
・歴史小説、新聞を読む際の参考にしている。
7.国内所在資料調査報告書について
内容が詳しく専門的で参考になるとの意見が多数ありました。大学関係の所在資料も追加してほしいとの意見がありました。
8.広報
アジア歴史資料センターの認知度を上げるための広報について、主に下記のご意見がありました。
・教科書に参照先としてアジア歴史資料センターを記載する。
・リンクを貼る。
・ネットだけでなく紙媒体の広報にも力を入れて紹介すると良い。
・市販されている歴史雑誌への広告
・センセーショナルなPRよりもマスコミによる事例紹介などによってセンターの意義が認識されることが有意義。
・図書館や地下鉄の駅でポスターを掲示する。
・子供向けの閲覧ページを設けて欲しい。
まとめ
センターの評価について、5段階評価で「4.35」の結果が得られました。センターを評価された点として、インターネットを通じて、どこからでも資料が見られることや、公平な立場で資料を整備されている等との意見がありました。センターに対する要望として広く一般の方にアジア歴史資料センターを知ってもらうよう広報活動を行うことや今後も多くの資料の公開を望むとのご意見がありました。
今後も、利用者からのご意見を踏まえ、必要な改善を行い利便性の向上を図っていきたいと思います。
以上